【これからの大学LIFE】通信制大学の基礎知識―1

通信制大学では「学士」の取得ができます

4年制の大学を卒業すると取得ができるのが、「学士号」の学位です。また、短期大学を卒業した際には「短期大学士」や「準学士」という学位を取得することができます。大学を卒業したことを証明する「学士号」についてですが、通学制の大学を卒業した場合と通信制の大学を卒業した場合で違いがあると勘違いをされている方もいらっしゃるかもしれませんが、どちらも同じ「学士号」です。そのため、通信制大学で「学士号」を取得した場合にも履歴書に記載をすることができ、大学卒業資格が無ければ受験をすることができない資格試験の受験資格も取得できます。

通信制大学は、一般的に入学試験(学力試験)はありません

通学制の大学の場合には入学試験(学力試験)を受ける必要がありますが、通信制大学は一般的に入学試験(学力試験)を受験する必要がありません。通信制大学の場合は、必要な書類を揃えて出願を行い、面接を行う場合もありますが、ほとんどのケースが書類選考によって合否が決まります。入学試験(学力試験)が無いため、受験のために長い期間をかけて学習をする必要が無いため、大学生になるハードルは大きく下がります。入学者の募集時期は大学によって年1回の場合がありますが、多くの場合は春と秋の年に2回の入学時期があります。
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